小学部指導概要

都立中受検で重要なポイントとなる、思考力・分析力・記述力（作文力）の土台作りをします。算数では確実な計算力を身につけることを徹底します。特に、割合の概念・計算は都立中入試では頻出です。また、比・図形の克服がカギとなりますので徹底的に鍛えます。国語（作文）は説明的文章を中心に様々な文章の読み方を身につけつつ、作文の書き方の基礎・意見文の書き方を習得します。理科は物理・化学分野の計算問題力をつけつつ、生物・地学分野の知識習得を進めます。社会は地理・歴史分野の知識習得を完成させます。すべての教科について、記述・作文問題は「記述→添削→書き直し」の反復を徹底します。

5年で学習した内容の復習を織り交ぜつつ、夏までに必要な単元の学習を終了させます。算数・理科とも単に正答を出すだけでなく、解答に至る道筋を文章化する訓練に入ります。社会も知識問題だけでなく、グラフ・資料を分析して文章化する内容となります。国語（作文）は説明的文章の要約力養成を中心に、様々なテーマの作文・添削・書き直しの反復となります。9月以降は入試対策が本格化します。入試レベルの問題や過去問をこなしつつ、記述（作文）問題については「添削後の書き直し」の比重が高まります。また、「時間内に解く・書く」という時間感覚も徹底していきます。